「GEISHA(ゲイシャ)種」って、よく聞くけど何?

世界中のスペシャルティコーヒー業界で最も高く評価されるアラビカ種の一つです。

 

☕️ 基本情報

•正式名称:Geisha または Gesha

•分類:アラビカ種(Coffea arabica)の中の一系統

•原産地:エチオピア南西部の「ゲシャ村(Gesha Village)」周辺

•主要生産地:パナマ(特にボケテ地区)、コスタリカ、コロンビアなど

 

🌿 歴史と背景

1.起源(1930年代)

 エチオピアのゲシャ地域で発見され、タンザニア経由で中南米に渡る。

2.パナマでの再発見(2000年代)

 パナマの「ハシエンダ・ラ・エスメラルダ農園(Hacienda La Esmeralda)」が、この品種を丁寧に栽培・精製。

 2004年の「ベスト・オブ・パナマ(Best of Panama)」品評会で圧倒的な高評価を獲得。

以来、“世界一高価なコーヒー”として名を馳せる。

 

🌸 味の特徴

ゲイシャ種は、他のアラビカ種と明確に異なる華やかなアロマと繊細な酸味が特徴です。

・香り:ジャスミン、ベルガモットなどのフローラル&フルーティ

・酸味:明るく上品、紅茶のような印象

口当たり:軽やかでシルクのように滑らか

・後味:長く、甘い余韻が続く

 

まるで高級なアールグレイティーや白ワインを思わせる味わい

高地(標高1500m以上)で丁寧に栽培され、収穫量が少ないため、希少価値が高い。

 

🔎 補足:名前の由来

 

Geisha(ゲイシャ)」という表記は、日本の芸者とは関係ありません。
原産地の「Gesha村」の英語表記が「Geisha」となったため、偶然同じ綴りになっただけです。

ただし、日本語では誤解を避けずに「ゲイシャ種」と呼ぶのが一般的になっています。