14日 4月 2025
2024年ワールドバリスタチャンピオンシップで、7位・9位のバリスタが使用した「ピンクブルボン」と同じプロセスで作られた特別なロット。
「 コロンビア アロマ ナティーボ」
一口目には、マスカットやライチのような爽やかでキラキラとした果実味。時間が経つにつれて、パッションフルーツのような濃厚なジューシーさが現れ、最後にはラズベリーチョコレートの余韻がふわりと残る。
ライチやパッションフルーツのような鮮やかな香りと味わいが広がり、飲むたびにフルーツの表情が変わる、ワクワクするコーヒーです。
手がけたのは、農園を持たず信頼できる農家からチェリーを仕入れ、独自に精製を行う「アロマティーボ」。まるでワインの醸造家のようなスペシャルなチームです。
☕ この春限定の味わい、ぜひお楽しみください。
05日 4月 2025
コーヒーグラインダーは単なる「豆を粉にする道具」ではなく、風味やクオリティを左右する重要な要素です。当店では、最高の一杯を提供するためにMahlkönig EK43を採用しています。
スタ・チャンピオンシップ(WBC)をはじめ、国際競技会で標準的に使用されています。
1. EK43が選ばれる理由
①粒度の均一性が極めて高い → クリーンでクリアな味わい
②フレーバーの再現性が高い → 安定した味を再現可能
③エスプレッソとフィルター両対応 → 抽出方法を問わず高品質
2. 競技会での実績
2015年のWBC優勝者サシャ・セスティック(Sasa Sestic)も、エスプレッソ用ではなくEK43を使用し、明瞭なフレーバープロファイルで優勝に貢献しました。
3.トップカフェやロースタリーでも採用
競技会だけでなく、世界中のハイエンドなカフェやロースタリーでも使用されています。
EK43は、ただのグラインダーではなく、「究極の味を追求するためのツール」。当店がEK43を選ぶ理由もここにあります。
04日 4月 2025
このコーヒーは、徳広熱帯作物研究所と協力し、特別な酵母を使ったハニープロセスで丁寧に仕上げた一品です。研究所では毎年、品種改良や苗の育成、発酵・精製技術の向上に取り組み、コーヒーの可能性を追求し続けています。
今回のロットでは、完熟したコーヒーチェリーを手摘みし、丁寧に洗浄。外皮(パルプ)を取り除いた後、そのパルプをミューシレージのついたコーヒーと一緒にタンクに入れ、特別な酵母を加えて150時間発酵させる、こだわりのプロセスを採用しました。発酵が終わった後も洗い流さず、そのまま乾燥させることで、風味を最大限に引き出しています。
その結果、生まれたのは驚くほどフルーティーな味わい。桃のような甘美な果実感が広がり、温度の変化とともにライチやアップルパイのような香りが立ち上ります。そして、最後にはまるで凍頂ウーロン茶のような香ばしい余韻が続きます。
昨年のロットと比べると、より繊細で爽やか。優雅で洗練されたこの特別な一杯を、ぜひじっくりとお楽しみください。
27日 3月 2025
Anaerobic(嫌気性)精製って何?
コーヒーの精製方法の一つで、発酵工程において酸素を排除した環境(嫌気性環境)で処理する方法です。
ここでは、嫌気性発酵を利用してコーヒーチェリーの風味特性を引き出します。
Anaerobic精製は、従来のウォッシュドやナチュラルとは異なる独自の風味を引き出す革新的な方法です。
酸味が強く、発酵由来の個性的な味わいが特徴で、スペシャルティコーヒーの中でも特に評価が高まっています。
主に中南米(コスタリカやコロンビアなど)のスペシャルティコーヒー生産者が積極的に採用しています。
そのユニークな風味がバリスタやコーヒー愛好者に人気で、特にシングルオリジンコーヒーとして注目されています。
コーヒーの概念がかわります。一度お試しを!
25日 3月 2025
奇跡を手にした瞬間――。
2018年、業界を震撼させた「Colombia El Paraiso Lychee」。たった1分で市場から姿を消す幻のコーヒーを、私たちは入札で手に入れました。
ライチを思わせる華やかな香り、贅沢な甘さ。ダブルアナエロビックプロセスが生み出すトロピカルな余韻。酸味と甘味の絶妙なバランス。この一杯が、コーヒーの新たな可能性を教えてくれるはずです。
最高のコーヒー体験を、あなたに。
➡ Anaerobic精製